「家電製品の寿命ってどんなもん?」
家電製品を購入するときいつもそんなふうに思ってしまう…
わが家は2005年に新居を構え、その際に生活に必要なすべての電化製品を購入したのだが、
10年目を境に次々と調子が悪くなっていった。
テレビや冷蔵庫、洗濯機、炊飯器やドライヤーなどなど。
数年にわたり我が家の衣食住を、快適なものにしてくれていた家電たち…
購入から15年以上たった現状どうなっているか?
もちろん使用頻度により変わってくるだろう。
ウチは大人2人、子ども2人の4人家族。
どのくらいで故障してしまうのかをご参考に。
最初は洗濯機
まず最初に調子が悪くなったのは洗濯機。
購入し10年経った時、エラー表示が頻繁に出てるようになった。
だまし、だまし使えていたが、ついに動かなくなり、どうにもならない状態に。
購入した家電量販店に連絡し、専門スタッフに診てもらうと、部品が壊れていたのが原因。
その時点で購入して10年ほど経っているので、部品が製造されていない、又は在庫がない場合は修理はできず買い換えだった。
結果、部品の生産は終了していたが、運良く在庫が残っており修理して復活!
その際にかかった費用は、出張費・修理費・部品代を含め20,000円弱ぐらい。
部品が残っていなければ買い換えだったので、最悪の事態は切り抜けた。
20,000円は安いとは言えないが、買い換えるよりは、はるかに安くついたのでラッキーだった。
洗濯機の第二波
そして修理から3年ほど今現在、また洗濯機からエラーが…。
運転し終盤にエラーメッセージが出ては、呼び出し音がピーピー鳴っているが、その都度対応し何とか洗濯はできている。
今後の状況を察するにさすがに今度は修理とはいかないだろうし、買い換えるのは時間の問題だ。
生活必需品の度合いが高いものから順に壊れていく。
毎日稼働しているので当然だと言えば当然だが…。
知らぬ間にエコキュートも…
次に異常があったのはエコキュート。
エコキュートとはヒートポンプ給湯機のこと。
ウチの設置場所は家の裏に、エコキュートの大きさギリギリの小部屋を設け、そこに設置している。
雨ざらしだと傷みやすいから内部に組み込んだ。
住宅内部からは開けられず、外に回らないと開けられない小さい部屋。
ある日、家の裏にある物置に片付けをしに行った時にふと気がついた。
その日は晴れていたにも関わらず「犬走り(家の周りを取り囲むように設けられた細い通路)」が濡れていた。
最初は野良猫がおしっこでもしたのか?と思ったが、エコキュートの小部屋の扉を開けてみるとパイプのようなところから水が漏れている。
我が家はハウスメーカーではなく、知り合いの工務店に建ててもらっていたので、その際に水回りを担当してくれていた業者に連絡すると無償にて修理していただけた。
修理費用は覚悟していたが、サービスで直してもらえるぐらい程度のものだったのでラッキーだ。(ありがたい)
水が漏れていたといっても少量だったので生活には影響しておらず、設置場所が家の裏なので頻繁に行く場所でもないので、いつから漏れていたのかは不明だ。
代用できない冷蔵庫
次に調子が悪くなったのは冷蔵庫。
購入して13年目だった。
冷蔵庫のドアを開けた時、普通ならひんやりと冷気を感じるのだが、それがなく明らかに冷蔵庫の中身があまり冷えていない。
設定をいじってはみたが変わらないので、メーカーのコールセンターに電話し症状を伝えた。
専門スタッフを招いて修理してもらうこともできたが、場合によっては修理不能の場合もあると言われた。
そういった場合でも出張費はかかるし、修理できたとしてもかなりの額がかかるということだった。
自宅の洗濯機が壊れたとしてもコインランドリーで洗濯はできるが、冷蔵庫はそうはいかない。速攻で買い替えを決断!
不幸中の幸いだったのが調子が悪くなったのが12月の終わり。
寒い時期だったので食材の保存が何とかできたのと、新しい冷蔵庫購入時期が年始の初売りセールと重なり、かなりお買い得に購入できたことだった。
長い間、我が家の食料を保存して来てくれた、冷蔵庫くんとは年始にお別れを告げた。
まったくのノーマーク、今度はIH
まだまだ調子が悪くなる我が家の家電…次はビルトインIHクッキングヒーター。
設置して15年目だった。
スイッチを押しても火力が調節できない現象が度々起こり、何とか使えていたけれど、洗濯機同様ついに反応しなくなった。
急だったので取り急ぎ卓上型のIHクッキングヒーターでしのいでいたが、ビルトインとは火力が弱く不便なので買い替えを決断。
あまり良いものは望んでいなかったのだが、手入れや安全性能などを考慮すると、そこそこの値段のもの(20万円ほど)を購入するに至った。
リビングのビッグボス家電、プラズマテレビがとうとう逝った
そして一番心配していた家電がとうとう逝ってしまった…
それは我が家のリビングにドン!と陣取っていた大型テレビ。
今は生産されていないプラズマテレビ(37型)だ。
購入した当時は1インチ1万円の時代でかなり高額であったが美しい映像には満足していた。
その時はいきなりやってきた。
いつものように普通にテレビを見ていたら画面が一瞬、パッ!とチラついた。
最初は電波の乱れかなと思ったがそうではない。
不規則にパッ…パッ…とチラつき、観ていてかなり不快でストレス全開だった。
時期に慣れるかなと思ってはいたが、慣れるわけがない…。
テレビ番組は昔ほど観なくなっていたが、今はテレビでYouTubeやAmazonプライムなども観られるので買わないという選択肢はない。
新しく購入したものはPanasonicの有機ELテレビ。
散々ネットや店頭にも足を運んで比較検討し液晶テレビと迷ったが、私がスポーツ観戦をよくするので画質が美しい有機ELを選んだ。
サイズも55型と以前使っていたものから大幅にランクアップ!
設置当初は大きな画面に目が疲れていたが、ソファーの位置を後ろに下げ距離を置いたらいつの間にか慣れた。
買い替えの際は画面からの距離をチェックしておいた方が良い。画面は大きければ良いというのものではなく、部屋の大きさとバランスの取れたものにしておかないと危うく大失敗してしまう。
買い替え当時、キャッシュバックキャンペーンを利用し少しお得に買えたのがちょっぴり嬉しい。
(購入をためらっている時には購買意欲の背中を押してくれるのでメーカーさん、こういうキャンペーンはジャンジャンやっちゃってください。)
ちなみに我が家にはあと2台液晶テレビがあるがとっくに限界がきている。
液晶の上部が白く濁る?ようになり観づらい状態。買ってから12,3年だ。これぐらいが液晶の寿命なのか??
10年過ぎたら…
子どもも大きくなるにつれ、色々とお金もかかる。将来の教育費や学費などを蓄えておく必要もあり、自由になるお金も限られている。そんな中、大型家電を買い換えるとなると、かなりの出費で家庭にとってはかなりの痛手になる。
当たりハズレはありますが家電購入から10年ほど経った頃から、バタバタと壊れていき買い換えの時はいきなり訪れるので、その時のために少しづつ家電資金を貯めておいたほうがいいかも。
わが子より共に生活した期間が長い家電もあるので、業者に引き取られて行く時は寂しさもある。。